きくお〜

R-18にしようかと思ったけど赤ブーのサイト見たら触りっこするだけならセーフそうだったから(?)でもそういう系のネタなので注意

 

大石は、いつもみんなに気を配ってて、ちょっと口うるさいけど優しいし、いい奴だ。本人には言ったことないけど、保険委員長として全校生徒の前で発表してる時とか、かなり格好いい。だから、大石が誰かを好きになったとして、もうそんなの両思いになる未来しか見えないじゃん。なんか妙な態度の大石を問い詰めて、そんであの子の事が気になるんだ…って言われて、息ができなくなるほど胸が苦しくなって、大石の事をそういう意味で好きなんだって今更気付いた俺ですら、大石の恋愛が成就することを確信していたし、そうじゃなきゃおかしいよ。だって大石は、それくらい魅力的で、努力家で、優しいんだから。

だから、俺と目を合わせないようにして、口を開けばあの子の事ばっか話していたくせに、どうでもいい天気の話とかして何かを誤魔化す大石に、遣る瀬無かった。悔しかった。俺にぶちまけてよ。隣に座る大石が張った薄い膜みたいな心の壁。簡単に壊して侵入する事は出来るけど、そこまでしていいのかな。

「…ごめん。そろそろ帰ろうか」
「待って!…大石、部室の鍵持ってる?」
いきなりの質問に、瞬きする大石。壁、壊しちゃった。綺麗に整頓された大石のカバンから勝手に部室の鍵を貰って、大石の手首…左手の方を掴んで早歩きで部室まで連れて行く。バカ!アホ!頭の中で自分が叫ぶ。兄ちゃんと姉ちゃんも叫ぶ。だけど、大石は静かだ。何も言わないで、静かに、俺の行動を待ってる。現実の大石もそうだ。どうしたんだと一回聞いたきり、抵抗もしないで、俺の歩幅に合わせて歩いている。大石ってやっぱ、変な奴だな。こんな奴他に出会った事ない。

部室の鍵を開けて、中に大石を押し込む。そして、鍵をかける。大石は窺うような目で俺を見る。だけどそこにあるのは怯えじゃなくて、ただひたすらの信頼だ。そういう所が好きだ。でも同時に、心配にもなってくる。大石は人を信頼しすぎだ。みんながみんな大石みたいな人間じゃないんだ。

好きな子に何かひどい事を言われたのか、彼氏がいるのを見てしまったのか、それとも大石は好きな子に告白したのかな、けれど、大石は落ち込んでいる理由を何一つ教えてくれずに、好きな子を責める言葉一つすら吐かないで、何かを堪えるようにじっとしている。いや、吐けないんだ。吐けないまま、心の中で彼女を責めるような事を考えてしまったとして、物凄い罪悪感にかられたりして、きっと苦しんでる。けど、大石は俺を帰らせなかった。普通なら委員会でやる事があって遅くなるから、すまないが先に帰ってくれとか、そういうずるい嘘を言うはずなんだ。けど、言わない。きっとそれは、俺にちょっと甘えてる。だったら、甘やかしてあげたい。ちょっとでもいい気分にしてあげたい。

「大石、ズボン脱いで」
「え?」
聞き返されて、流石に恥ずかしくなるかな、言い訳して取り繕おうかなとか考えたけど、恥ずかしくはならなかった。お手本を見せるように、俺もベルトを外してズボンを脱ぐ。大石も脱ぐ。脱ぐ事自体に羞恥心は無い。だって俺たちは毎日ここで着替えをしていて、慣れっこだからだ。ただし、いつまでもパンツ一丁なのは慣れっこじゃ無い。だから大石は、早く次の指示をしてくれと言わんばかりに、気まずそうだ。紺色のボクサーの中は見たことある。だって合宿場で風呂に入ったことなんて数えられないほどある。けれど、意識して見たことなんて無い。緊張した。大石にも、グロいちんこが付いてるなんて、なんか信じられない。脱いで、声が掠れた。大石は流石に何かを察知したのか、表情が困惑と羞恥に変わる。けど、俺が脱いだらちゃんと大石も脱いだ。俺にだけ恥ずかしい思いはさせられない。多分そういう心理。そういう優しさが、俺の胸をぐちゃぐちゃ握りしめてくる。

大石のちんこ。ダメだ。興奮する。ダメ、ダメダメダメ!ぎゅっと目と拳に力を込めて、良からぬ衝動を抑え込む。それから、相変わらず掠れっぱなしの、俺らしくない声で触っていい?って大石に聞く。大石は触ってほしくないに決まってる。こういうこと、したこと無いってのは何となく知ってた。そんな男がこの世に居るんだ?!って感じだけど、大石なら納得。大石にとって、ちんこはおしっこを出すだけの存在で、だから、おしっこを出す器官を触られるのは申し訳ないし、恥ずかしいんだろう。でも、今の大石はあんまり元気が無いから、返事を聞く前に触っちゃった俺に対して、コラ英二!とか言わない。

大石のちんこのサイズは多分普通。ちょっとおしっこの匂いがする。正直すっごい興奮する。大石のシャツのせっけんみたいないつもの良い匂いと混じって、背徳感っていうのかな。そりゃおしっこの匂いもするよね。だって大石はこんな事をされるだなんて、1パーセントでも考えた事なかっただろうから。

言葉を発するのも恥ずかしいんだろう。大石は静かだ。多分、俺が嫌がらせでしてるんじゃ無いって事が分かってるからこそ、静かなんだと思う。それってすごい嬉しい。だから俺も、マッサージするみたいに大石のを刺激する。でも、全然反応してくれない。それもそうだ。大石は好きな子をオカズになんてしないだろうし、そもそも、今までこういう事をしなかったのは、人に後ろめたい感情を向けた事が無かったって事で、つまり俺みたいに大石の事を考えただけで抜ける人間じゃ、大石にアドバイスをする事も出来ない。

「大石…」
「ありがとう…英二にマッサージされて、落ち着いたよ」
締めの言葉に入ろうとしている…!当然ちんこ扱かれて落ち着きなんてしてないだろうけど、傷つけないようにって気を使ってくれるのが逆に辛い。もうちょっとだけチャレンジさせてよ大石!と、縋り付くのは流石に情けないので、まだ続けるぞという無言の抵抗として、扱くのをやめない。もっと早く扱いたら反応してくれるかな?大石の困り顔を無視して、早く扱くために内腿を掴む。すると、本当に小さかったけど、大石の喉から吐息に塗れた声が漏れる。え!?もしかして今…今度は指の腹だけで内腿をゆっくり撫でてみる。大石は快楽を感じているのがバレたくないのか平静を装っているけど、俺の動体視力の前では僅かに体がピクピク動いているのもバレバレだ。へぇ、こんなところも気持ちいいんだ。ちんこから手を離して、余裕の無くなってきた大石の太ももやお尻に触れてみる。みるみるうちに顔が赤くなって、恥ずかしくて汗をかいているっぽい。思い切ってお尻の肉を鷲掴んでみると、何も言わない。きっと気持ち良く無かったら、イタズラだと、自分をからかっているのだと判断して、怒ってきたはずだ。けど、大石はしおらしく、お尻の筋肉をびくりと反応させて、湿っぽい息を漏らしてるだけ。お尻のツボなんてわかんないけど、ぐっと指の腹で押したり、付け根の部分を撫でたりしてあげると大石はちんこ扱かれるより気持ちいいらしい。それから、ずっと無言で揉んで、揉まれて、先生が見回りに来そうな時間まで、それだけをした。俺は時間なんて忘れてた。大石の体は別に面白くもない。大きいわけでもないと思う。ただ、この二つの丸みの先、背中を越えて、首を越えた先に大石の顔が見えるから、大石のお尻なんだって分かるから、肉の下にある筋肉の感触とか、感じる度に、胸がドキドキする。けど大石が、英二…って小さな声で俺を呼んで窓の方を見るから、外が暗くなっている事にようやく気付いて、お尻を両手から解放してあげた。大石はきっと、揉まれながら時間をずっと気にしていたんだろうけど、ぎりぎりまで揉んで欲しかったのかな。そう前向きに考えると、汗ばんだ赤い体もめちゃくちゃ刺激的だ。大石は勃っている俺に気付いたみたいで、すぐに顔中を真っ赤にして、なんとかしてあげたいけど、どうしたら良いのか分かんないからって感じで、俺がさっきしてあげたみたいに、おずおずと触れて、怪我の手当をするみたいに扱いてくれた。体を弄ると気持ちいいという事を身をもって知った大石は、こうすれば俺が気持ち良くなるって思ったんだろう。正直表面を撫でるだけの大石の扱きはめちゃくちゃ物足りなかったけど、大石に扱いて貰ってる。それだけで、めちゃくちゃ気持ち良くて、本当すぐに射精しちゃった。我慢できなくて、大石の手の中に。それは、比較的慎ましく生きてきた俺の恋心にはあまりにも刺激が強すぎて、だって好きな子の手のひらが俺の汚いベトベトに塗れて…またちんこが反応しちゃったけど、堪えて、部室の机に大石が置いたウェットティッシュで軽く手を拭いた後、衣服を整えて、それからもう一度外の水道で二人肩を並べて手を洗った。帰り道、どんな会話をしたのか覚えてない。いや、してない。好きな子の話も、テニスの話も、天気の話も、さっきしたことの話もしないで、ただまた明日、だけは二人ともちゃんと言って、別れた。そして多分、また明日って、そういう意味も含まれているのかな…って、考えてるところまで一緒。


結局、そういう意味は含まれていた。大石の勉強熱心なところが、大石にとっては悪い方に、大石の事をそういう意味でも好きな俺にとっては…多分、あんま言いたかないけど、良い方に働いて、俺たちはほぼ毎日そういう事をしていた。大石は、自分でするのが恥ずかしいらしく、俺にしてもらわないと発散できないらしい。俺としては他人にしてもらう方が何百倍も恥ずかしいと思うけれど、大石の心に生まれた、理科の実験で使うプレパラートみたいに繊細な性欲を壊したくなくて、そういう事は教えてあげない。お尻を弄る自慰がちょっと変わってるって事も大石には教えてあげないで、俺は今日も、大石の窪みに指を滑らせる。